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BANK™ BY AOZORA BANK 記者発表会トークセッション

 

– まずはじめに、今回このプロジェクトへ参画した際の思いをお聞かせください。

 

(勝部)

はじめにお話を伺ったとき、あおぞら銀行というのは馴染みのない銀行だなと思いました。
しかし、そういった銀行が、規模は小さくても「本当に役に立つサービス」を提供し、「世の中の常識を変えていける」「特別なブランド」になれるとしたら相当エキサイティングだなとも思いました。
私自身、もともと金融出身で、その後マーケティングを軸としたビジネス開発を20年来やってきたこともあり、まさに自分が今やらねばならない、という気構えでお受けしました。

 

– 勝部さんは客観的にお客様目線でストレートに意見を言ってくださいます。また、勝部さんは、トースターで話題の家電ベンチャーのバルミューダの取締役もされていますね。

 

(勝部)

バルミューダは小規模ながら、独自性のある商品と世界観を持ったブランドです。
「世の中の常識を変えていける特別なブランド」であると感じています。なぜなら市場価格の10倍のトースターや、絶対に売れないと言われた3万円以上の扇風機という新しいマーケットを切り開いてきたからです。そしてそこに「熱烈なファン」が存在する。
今回のプロジェクトでも「金融界のバルミューダ」を目指したいと思いました。
そこでこだわったのがサービスの名称です。銀行の決定版というコンセプトで「BANK」という提案をしました。
それにしても、提案から決定まで相当早かったですね。

 

– まさに、社長からはとにかく銀行の「決定版」といえるサービスを提供するんだということでしたので、提案いただいた瞬間にこれしかない、と感じました。さて勝部さんは、今の金融業界をどのように見ておられますか?

 

(勝部)

昨今の保険の話など聞くにつけ、ネガティブな印象が強いです。どうも金融機関に相談するといいようにやられてしまうのではないか、という不信感があります。
こうしたことに向き合っていくのもBANKの使命かと思っています。
私はキーワードは「主体性」だと考えています。顧客が金融機関に委ねるのでなく、「自分の意思で」お金をコントロールして、「主体的に」人生と向き合うような提案が必要と感じます。この提案を行うのがBANKだと思っています。

 

– 確かにそういう報道が多いですよね。銀行は信用が第一ですから、私たちも他人事とせず、襟を正して、これからもお客様目線を軸に謙虚に向き合っていかなければならないと思っています。一方で、AIだとか店舗リストラといった効率化に対する報道がよく話題に上がりますが勝部さんはどう見ますか?

 

(勝部)

銀行が今本当にやるべきことは真逆ではないかと思っています。効率化でなく、商売の基本である、人と人との関係性から信頼感を得ていくプロセス。これを今の時代に合わせて実行すべきだと思います。あくまで人間中心。

 

– 全く同感です。我々はこれまで、対面営業を中心にやってきましたが、今回、スマートフォンという非対面の新しい世界にチャレンジしていきます。非対面の世界で、これまで私たちが対面で作り上げてきたようなお客様との信頼関係をどのように作っていきましょうか?

 

(勝部)

常に手元にあるスマートフォンを通じて「本当に役に立つ」サービスをお届けし、お客様と日常的につながっていくのがまずは最初かと思います。
その中で「お互いが必要な存在になる」ことが大きな差別化になると確信しています。

 

– 「お互いに必要な存在になる」。本当にその通りですよね。さて、BANKはどのようなブランドを目指していきましょうか?

 

(勝部)

中井さんの発表の中にもありましたが、良い人生の在り方が本当に多種多様になっています。人生そのものをクリエイティブに生きる。そんな画一的ではない人生観に対して、
「世界一クリエイティブなマネーサービスブランド」を目指したいです。

 

– なるほど。世界一ですか。エキサイティングですね。ところで、いよいよ本日からサービス開始となりましたがいかがですか?

 

(勝部)

最も印象的だったのはBANK The Savingsという金融商品を共同開発できたことです。こんなサービスがあったらいいな、というのを提案して、実現することができた。
単なるコミュニケーション開発でなく、それにまつわるビジネス開発にも携わることができました。クライアントのニーズを聞いてそれを落とし込む外部の人でなく、客観目線を持った「物言う中の人」のような。
結果、自分でも使いたいと思えるものができたかと思います。

 

– ただ、ここが到達点ではないですよね。

 

(勝部)

はい。まだまだやってみたいことがたくさんありまして。このあたりは永遠のベータ版みたいな考えで、ユーザーの反応を見ながら、常にアップデートしていきたいと思います。

 

– 例えば?

 

(勝部)

例えば「行員レーティングサービス」というアイデア。みなさんアマゾンや楽天でお買い物される機会があるかと思いますが、欲しいものを選ぶとき、レビューを確認して、購入されるかと思います。
それと同じで、お金のことで相談したいと思った時に、行員の顧客レビューが公開されていて、レートが高い人を選べる。
レビューの高い行員にはお客様がどんどんついて、それに応じて給与も変わっていく。行員の二極化が起こるかもしれません。
評価の指針が売上でなく、顧客満足度に軸足を移すなど。ちょっと大胆ですかね。

 

– 全然ありだと思います。

 

– ちなみに勝部さんは何か運用はされているのですか?

 

(勝部)

実はほとんど普通預金に入れっぱなしなんです。貯まっているお金の運用がなかなか積極的にできなくて。相場が上がった下がったで右往左往するくらいなら、仕事を頑張って稼ぐ方が良いみたいな。一方で本当にこのままで良いのかな、という疑問も感じています。なので、BANKでは投資商品の決定版、これだけやっておけば万事オッケーのようなものを提供すべきだと思っています。
自分の場合であれば、相場の上げ下げで右往左往したくないのでなるべく堅いものが良い。なのでインデックス投資でリスク分散。かつグローバルに分散。かつ時間分散。分散マックスみたいな。それで思い立ったら1クリックでスタートできるような。1商品、ワンクリック。そんな商品が欲しいですね。

 

– あれこれ悩まないでいい、投資商品の決定版ってことですよね。

 

– ところで勝部さんは先ほど人生がクリエイティブになってきているといったお話をされていましたが、そのあたりで何かアイデアはあるのでしょうか?

 

(勝部)

はい。実はあるんです。もう人生そのものを提案すると言うのはいかがでしょうか。

 

– と、いいますと?

 

(勝部)

例えば、後継者がいなくて困っているローカルのパン屋さんの事業を500万円で買えますよ、みたいな提案。それで事業への資金的なバックアップから事業サポートまでパッケージ化して提案するみたいな。なんならマーケティングは私が担当しましょうか。
海外ではFinancial Independence Retirement Early、略してFIREという考え方が熱を持ってきています。経済的に独立した早期リタリアなどと言われていますね。
人生そのものを提案するマネーサービス、ワクワクしませんか?

 

– いいですね、まさしく素晴らしい人生のためのマネーサービスですよね。

 

– 今後、銀行の商売のあり方もどんどん変わっていくのでしょうね。

 

(勝部)

はい。そう思います。例えばセブンイレブンやイオンが銀行をやりましたが、銀行は小売をやっていません。例えば今回のイベントで遠藤さんという写真家が撮影された氷山の写真を使ってキービジュアルをデザインしました。今後、BANKと様々なアーティストがコラボレーションしていくことになるかと思いますが、彼らのアート作品を販売していくなんていかがでしょうか。銀行でなく、立ち寄りたくなるアートスポットのような。
また、パワーのある小売ブランドとBANKがコラボレーションして独自の商品開発を行い、各々のチャネルや顧客にワクワクする商品やサービスを提供するような試みも面白いと思います。セレクトショップに服と並んで金融商品が置いてあるとか。
キーワードはコラボレーション。アパレルブランドがやるような手法で、新しいカルチャーというか生活習慣のようなものを生み出していきたいですね。もちろんそのためにはBANKが意志を持った強いブランドにならなくてはならない。

 

– 話が尽きませんね。この話になると、熱が入りますよね。そろそろ、お時間がきているようですので、このあたりで一旦締めさせていただきます。今日は4つのBANKサービスのご提案をいたしました。これからも次々とクリエイティブなご提案をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

 

(勝部)

常に顧客目線で「世界一クリエイティブなマネーサービスブランド」を目指し、「本当に役立つサービス」を共同開発していければと思います。本日はありがとうございました。