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Startup Weekend 起業と技術とマーケティング。

先日福岡に行った際に「Startup Weekend Fukuoka」のメンターとして参加させていただきました。「Startup Weekend」は世界110カ国、470都市以上で活動しているグローバルコミュニティーで、週末の3日間を使って参加者がチームを組み、起業のアイデアを練り上げ、プレゼンテーションするというものです。今回は、総勢60名がチームに分かれてビジネス企画をたて、プレゼンテーションが行われました。



各チームのアイデアやプレゼンテーションもとても面白く、最終的に「バーチャル2次元彼女」チームが優勝しました。(僕は土曜日に帰ってしまったので、あまりご協力できず、申し訳ない気分です)
⇒詳しくはこちらの橋本さんのレポートをご参照ください。

Startupに関して、同じくメンターを担当されていた株式会社ヌーラボの橋本さんとお話をしていたところ、起業する際に参考になる面白い発見があったのでご紹介したいと思います。



株式会社ヌーラボは「Backlog」というWEBサイト等を制作する際の業務管理ツールの提供を行っている会社で、多くユーザー数をかかえています。また、ネット上でフローチャートやサイトマップなどの図を作成する「Cacoo」というサービスも展開されていて、こちらは「Backlog」を大幅に上回るユーザーがいて、海外ユーザーもかなりの数になっているということでした。

福岡から3人で始められた会社が、どのようにしてこの規模になったのかに興味があったので、経緯を伺ったところ、会社設立当時、受託業務を中心に行っている中で、自分たちの業務管理用に使用していたものをβ版で出したところ、反響が大きくブラッシュアップしていったのがスタートのきっかけだったということでした。

「Backlog」はβ版以降、急拡大していくわけですが、上手くいったポイントは以下の6点かと思いました。

①受託をやりながら、自社サービスを開発(収益は受託が中心。大概の小規模スタートアップは収益を稼ごうとして広がらないケースが往々にしてある)
②展開サービスは自分たちがユーザーであるとともに開発者であった(自分たちがユーザーであるからこそ、ユーザーにとって何がポイントか良く分かる。勝手がわからないのに、儲かりそうだから、と始めると失敗する)
③自社サービスのユーザーを分析、テクノロジーとユーザーが必要なものを掛け合わせて第二弾として提供(既存ユーザーをベースにして自然な流れでサービスが拡大)
④B to Bでありながら、実はB to C。ユーザーが個人的に使っていて非常に良いので、会社に進言して法人に導入されるケースが多かった(営業をしなくて良い+グループワークサービスなので、グループ単位で顧客が捕まえられる)
⑤ネーミングへのこだわり(聞いたら忘れない)
⑥これまで退屈だった管理ツールに「楽しさ」を持ち込んだ

総じて感じたのは、起業するにあたって、自分たちの身近なことから、問題意識と情熱を持って展開、そこで広がった顧客属性にあわせた新サービスを展開するという非常に自然で、必然性のあるビジネス構築をされている点がポイントかと思いました。

また、ギークな技術者の視点で開発されたものに対して、マーケティング視点を入れ、世の中にリリースしすることで、大評判になるようなことが十分ありえるのではないかと感じました。(上記ポイントの③〜⑥がまさにマーケティングですね)



7月5日に開催される無印良品さん主催の「Start up weekend Tokyo」にもメンターとして参加させていただくので、新しいアイデアと出会い、そして技術×マーケティングの可能性を楽しみにしています。6月18日現在、まだ空き枠があるようなので、興味のある方は是非!

こちらの記事に関して、ご意見、ご要望等ありましたら、Facebookでメッセージをいただければと思います。
(勝部 健太郎 / Facebookページはこちら