2015.7.7.
今年もカレーの季節がやってきました。振り返ると3年連続でカレーキャンペーンを担当させていただいて、すっかりカレー番長になった気分です。。
今回のキャンペーンで主眼に置いたのは「試食会」。前回のキャンペーンで、販売に対して最も効果的だったのが試食会だったということでいかに全国の無印良品各店舗で魅力的な試食会を展開するかがポイントになりました。
(試食会が効果的だった理由として、お客様にしても食べたことのないものを買うのは敷居が高い、試食するとつい買ってしまうという購買行動があるかと思います)
そこで、全国の無印良品に本格カレーの試食トラックがやってくるというイメージをコンセプトの中心に据えました。このコンセプトに基づき、グルビさんに無印良品のカレートラックキービジュアルを開発いただきました。また、試食会時に全22種もある無印良品の本格カレーのラインナップをお伝えするために、配布できるメニューを準備しました。
また、試食会を実施する上で重視したのが「いかに店舗スタッフのモチベーションを高めるか」という視点です。店舗スタッフが自主性をもってクリエイティブに、ワクワクしながらカレーキャンペーンに参加いただけるよう、店舗で制作可能なペーパークラフトや、設置方法を自由にアレンジできる素材ステッカー、社員証にくっつけるキャンペーンステッカーなど、参加感を生み出すようなクリエイティブ制作を行いました。
結局のところ、キャンペーンの成否は店舗スタッフ次第であり、いかに気持ちよく売り込んでいただくかが、もっとも効果的な取り組みだと感じました。コミュニケーション設計として「売り場・スタッフをクリエイティブにする!」を中心に置きました。
(結果としてレトルト売上昨年比120%UP、スタッフからカレートラックの現物をつくって欲しい!といった声があったそうです)
BALMUDA the Toasterといい、食のコミュニケーションは話題性もあり、かつ売り上げアップにつながる印象です。(BALMUDAの寺尾社長が食べるという行為は五感全てを使う行為であるという指摘をされていたことを思い出しました)。これからも食の新しいコミュニケーションを通じてクリエイティブにかつ結果を出していきたいと思います。
カレーなる無印良品サイトはこちら